CMS「すぐ使えるCGI」の開発者がご質問にお答えします

 

basic認証を個別に設定したい。 (No. 1293)

回答日: 2013-02-15

質問

添付ファイル付ウェブページ更新ツールを先日導入しました。
短い一覧short_list.htmlから書き出されたファイルを一般観覧可能のサムネイルにして、全一覧article_list.htmlやarticle.htmlなどから書き出されたファイルを会員ページとしてbasic認証したく、子フォルダに入れたいと思います。
admin.cgiの設定で出来そうだったので、やってみましたが、うまく反映しません。パスが間違っていたかもしれませんが、元々無理があるのでしょうか。
画像などの保護は出来ないのは理解しています。そのページ自体にアクセス出来なければOKなんです。 どうぞよろしくお願いします。
投稿日時: 2013-02-15 11:55

回答

「すぐ使えるCGI」のご利用ありがとうございます。

■環境変数での設定可否

さて早速お問合せの件ですが、Basic認証はディレクトリごとにアクセス制限を掛ける機能である一方、「すぐ使えるCGI」では「短い一覧」(※1)とその他のページ(※2)を別々のディレクトリに書き出すことができません。

※1
short_list.html を元に書き出される webdir/index_short.html

※2
article.html や article_list.html を元に書き出される webdir/1.html、2.html、webdir/index.html

このため、admin/admin.cgi 内の設定だけでは、ご希望の設定ができません。

■代替方法

サーバで、SSI(Server Side Include)はお使いになれるでしょうか?

SSIがお使いになれる場合は、別のファイル(※3)を Basic 認証領域外に用意していただく事により、Basic認証のアクセス制限を回避する事ができます。

以下の様な設定になります。

topdir/
|
|-- webdir/  <-- Basic認証でアクセス制限
|    |
|    |-- index.html
|    |-- 1.html
|    |-- 2.html
|    |--  :
|    |-- index_short.html
|
|-- index_public.shtml <-- ※3 SSIで index_short.htmlを読み込み


◇ index_public.shtml の内容

ファイルには何も書かずに SSI コマンドのみ記載すれば、templates/article/short_list.html ... で指定したデザインでそのまま表示されます。

-----------
<!--#include file="webdir/index_short.html" -->
-----------


お試し下さい。


■ご参考情報

SSI( Server Side Include )を .html ファイルで有効にする方法
http://sugutsukaeru.jp/support/161/


回答日: 2013-02-15